けんぼうきょう

お問い合わせ ☎ TEL:03-3413-3020 アクセス >   サイトマップ >  

地域循環型経済

循環型地域経済をめざして

地域循環型経済私たちは地元で働く建設者従事者です。キーワードは「地元」です。 その地元の世田谷の経済が豊かになり、人々の心が幸福になるためには、「地域力」が必要です。

私たちは世田谷が持つ優れた自然環境、文化資源、市民力を生かし区民、建設業や商店街、介護など生活関連産業も含む全産業の連携を深めていきます。 世田谷区内の持続可能な循環型経済実現のために、地域全体に地域のお金が回るシステムを提案しています。

地域循環型経済たとえば今「ふるさと納税」で世田谷区内のお金が年に50億円以上地方に流出、区の財政を圧迫し、それは区民へのサービス低下に繋がります。「ふるさと納税を世田谷に」、それも循環型地域経済の一環です。

またなるべく地元の商店や商店街での買い物、世田谷ブランドの品々を買うことも経済の循環になります。

建設業でいえば住宅の新築やリフォームを地元の業者に依頼すること、区発注の公共工事を地元の建設会社が請負い、利益や人材、物を区民に還元することです。

地域循環型経済地域経済を活性化することで、地域コミュニティが豊かになり、あらゆる資源が地域に蓄積されていきます。

地元のことをよく知る建設業者が元気だからこそ、無形の人材資源として地域のために働くことが可能です。

私たちはこれからも区内の多くの団体や個人、行政のみなさまと共に、持続可能な循環型地域経済をめざしていきます。


世田谷住相協建設協同 選挙ポスター掲示板事業

世田谷住相協建設協同 選挙ポスター掲示板事業 世田谷住相協建設協同(以下:世住協)は区内の中小建設事業者約40社で構成され、中小企業庁より官公需適格組合の証明を受けています。

世住協では、国政選挙や地方選挙の際に街中に見られるポスター掲示板の設置事業を世田谷区より受注しています。この事業は短期間に区内900箇所に掲示板を設置するという、公共性が高く遅れやミスが許されない、技術力、施工者、人員を確保することが求められます。

地域循環型経済世住協は会員企業を中心に、地域の地理・環境を熟知している工務店・建設会社に施行を委託し、事業者は地域の雇用・労働力を活用しています。このことにより税金で行われる公共事業費が地域に還元されています。

また、協同組合ではポスター掲示板事業で得た利益で、防災備品(総額300万円以上)を購入し建防協に寄贈いただいております。これまでにレスキューキット、救助担架、ヘルメット、通信機器など多数です。これは建防協の防災力の強化となり、結果とすると区民の安全安心につながります。

地域循環型経済地域で循環させるのは単に「お金」だけでなく、地域コミュニティや区民生活を支える「人」「事業者」「防災力」なども重要な要素だと考えております。区民が安心して暮らせて、事業を営める、働くことができということは、税収も安定し、区民サービス・福祉の充実にもつながります。


東京世田谷電設工業協同組合の取り組み

東京世田谷電設工業協同組合の取り組み 東京世田谷電設工業協同組合(以下:協同組合)は区内の中小電気工事業社約80社が加盟し、共同受注事業、購買事業、教育指導・福利厚生事業などをおこない、中小企業庁が証明する「官公需適格組合」の資格を取得しています。

協同組合は、世田谷区より「街路灯新設補修工事事業」「街路灯ランプ交換作業委託事業」や緊急性のある区施設や学校等の修繕工事、世田谷トラストまちづくりからは電気設備不良箇所の緊急対応工事などを受注しています。受注した工事は区内の電気工事業社が分担し、迅速かつ正確な施工を行っております。また、協同組合は東京都の認定をうけて世田谷電設職業訓練校を開設し、将来の電気工事士を育成するため技術指導を継続的に行っています。

一方で世田谷区とは「災害時の電気設備等の応急対策業務に関する協定」を締結し、災害時には区施設の電気設備の復旧対応、区内の街路灯の復旧対応、備蓄資材による避難場所等の電気設備の仮設工事などを任務としています。平時では世田谷区と協力して感震ブレーカーの普及活動にも取り組んでいます。

さらには地域貢献活動として世田谷区がふるさと納税で取り組んでいる児童養護施設退所者等の奨学基金や地域の障碍者施設へも支援・協力をおこなっています。

協同組合の取り組みは公共事業の受注分配にとどまらず、後継者育成、区民の安全・安心、地域貢献活動へと還元されています。引き続き、循環型地域経済を実践していきます。


コロナウィルスを乗りこえるために 区内建設団体が共同で寄付金を贈呈

地域循環型経済 2020年夏、新型コロナウイルスの感染拡大が続き、私たちの生活、経済活動に深刻な影響を与えていました。
世田谷区では地元医師会との協力によりPCR検査体制を拡充するとともに、4月「新型コロナウイルスをともに乗りこえる」寄付金を創設し、区内の病院等にN95マスクや防護服を配布する費用を募集しました。

2020年8月7日建防協をはじめ加盟する事業者6団体の会長は、各団体からの「新型コロナウイルスをともに乗りこえる寄付金」を持参し、世田谷区役所を訪庁し激励と寄付金の贈呈おこないました。保坂区長からは「地域業界の支援は大変ありがたく大きな励みになります。寄付金はしっかりとコロナ対策に活用させていただきます」と、御礼の言葉をいただきました。

私たちはコロナウィルスを一つの災害ととらえ、最前線で闘う医療従事者をはじめ、介護福祉、保育、運輸、交通、生活必需品販売員など社会生活を維持するために欠かすことのできない「エッセンシャル・ワーカー」と呼ばれる方たちを応援していきます。
そして、ひとたび地震や風水害などの自然災害が発生すれば、私たち建設業がエッセンシャル・ワーカーとして最前線で闘っていかなければなりません。このような未曾有の難局を乗りこえるためには、区民の皆様と地域が一丸となることが必要です。そのためにも私たちは産業の枠を超えた循環型地域経済を推進していきます。

【贈呈式 参加者】

  • 世田谷区 区長           保坂展人
  • 世田谷区 政策経営部長       中村哲也
  • 世田谷区 政策経営部副参事     寺西直樹
  • 世田谷区 区長室長         岩元浩一
  • 世田谷建設協会       会 長 丸山正高
  • 世田谷電設工業会      会 長 町田忠之
  • 世田谷睦水会        会 長 大曽根隆
  • 世田谷住相協建設協同組合  理事長 五十嵐均
  • 東京世田谷電設工業協同組合 理事長 原川博行
  • 世田谷区建設団体防災協議会 会 長 石井誠

建防協公式Twitter

区長からのご挨拶


世田谷区ホームページ


けんぼうきょうtwitter


世田谷区建設団体防災協議会
〒154-0011
東京都世田谷区上馬5-34-16
(東京土建世田谷支部内)
TEL:03-3413-3020
FAX:03-3413-3021